いきなりですがこの映像を観て頂きたい。
You Tube より
京都府の第二京阪道路で、兵庫県警の捜査車両が急に車線変更したことで走行中の観光バスにぶつかりそうになり、警察が謝罪していたことがわかった。
13日午後、走行車線を走る観光バスのドライブレコーダーの映像。
右側の追い越し車線に、シルバーの乗用車が現れ、急に車線変更をし、ぶつかりそうになった観光バスは、左側の中央分離帯で急停車した。
観光バスの運転手は、「乗用車は逃げて行った」などと話しているが、車線変更をしたこの乗用車は、兵庫県警・甲子園警察署の捜査車両だったことがわかった。
甲子園警察署は、「関係者の方には迷惑をおかけしました。職務中の交通事故であり、今後は、交通事故防止について指導を徹底します」とコメントしている。
関西テレビより
そうです。酷い話です。
2019年11月13日の午後4時頃に起きた出来事です。
当時、バスにはタイからの観光客が24人が乗っており、幅寄せをして来た乗用車を避けようとしたバスが急に、左ハンドルを切ると、車内には『アーッ』と言う悲鳴が上がった。
バスは左側、側道を走って来る軽トラックと危うく、ぶつかりそうになったが最悪の結果は回避され、ポールに当たりながらゼブラゾーンで停止した。
シルバーの乗用車はそのまま、追い越し車線に戻り、そのまま立ち去ったようだ。
幸いにして大事にいたらず、乗客に怪我も無く、ゼブラゾーンに立っていたポールに当たり、バスのバンパー部にキズが付いた程度で済んだとの事です。
警察官なのに停止もせずその場を立ち去ったのは許せない!
当時、バスは時速90キロで走行しており、右側から追い越して来るシルバーの乗用車に対して抜かせない様に加速した訳でも無く、何故、幅寄せをしたのか?
故意でなくとも、高速道路上で幅寄せをする事、事態、危険極まる行為で有り、重大な事故に繋がる恐れがあった。
それに以上に、警察官という立場なのに、そのまま立ち去ったのは許しがたい行為である。
兵庫県警の言い分はこうだ!
シルバーの捜査車両には、甲子園警察署の警察官二人が乗っており、その警察官らは幅寄せしたのは、先方にジャンクションが有るため、側道へ入ろうとして後方を十分に確認せず車線変更したのが原因だと言っている。
その場を立ち去った警察官は15分後に京都府警に連絡したようである。
この事故について当時、京都府警はバスの自損事故事故扱いにしている。
その後、兵庫県警からバスの会社側に謝罪の電話があったようだ、会社側は不服として、その場を立ち去ったのは救護義務違反にあたるのでは無いかという質問に対して、県警側からの答えはこうだ、
『バスに当たっていれば、止まる必要がありますが、怪我人が無かったので救護義務の必要はありません。
高速道路上の事情もあり、ここで止まるのは危険と判断し、現場から一番近い所まで移動してから京都府警に連絡しており、この一連の事に関して何の問題も無かったと考えています。』
ただ、ドライブレコダーの映像からバスの単独の自損事故では無く、捜査車両に第一原因が有るかどうかを調べていくらしい。
一言、言いたい
煽り運転など、危険な運転が問題視されている中、この対応に視聴者からの不満が爆発しております。
『怪我人が無かったので救護の義務は無く』と有りますが、だいいち、怪我人がいるかどうかなんて、この警官には分かったのでしょうか。
どうも、納得のいかない事故です。
取り締まる側の人間がこれでは困ったものです。
たしかに、高速道路上なので、停止していると次の事故を誘発する恐れが有ります。
だったら余計、二次災害が起きない様な手立てをするべきではなかったのでは、ないでしょうか。
この映像のシルバーの乗用車が、あなただったら、この場を立ち去りますか・・・
[rekuten-emosyon]