運送屋のおやじの品格

運送屋のおやじのイメージは

運送屋のおやじ(社長)のイメージはどんな感じですか?

やたら声がでかい

ワンマン社長(他人の意見を聞かない)

昔、ヤンチャだった

外車かレクサスに乗っている

あなたの会社の社長はどんな社長ですか?

運送会社は8割以上が零細企業です。自分で起した会社が多く、映画、トラック野郎 に憧れてこの業界に飛び込んで社長になった人も多いのではないでしょうか。(トラック野郎、知らない世代が今は多い) 😥 

私もトラック野郎の時代を生きた人間です。

人気作として 度胸一番星(←音注意)があります。

その時代を生きて今、運送屋の社長になっている人はよく、飲んでカラオケになると一番星ブルースを歌います。

♪男の道は一人旅~♪

昔は良かったんだよな~

V8の音は最高だったぜ~

ビチビチビチ~ ピロピロピロ~ (←爆音注意)※好きな人はずっと聞いてて下さい!

この系統のおやじは、昔はヤンチャでしたね間違い無く、

今は世間の波に揉まれて大人になりましたがまだ、ヤンチャの香りがほのかにします。 笑

70代の社長

この年代の社長はそろそろ、会長職になっておられる人も少なく無いと思います。

日本の高度成長期を支えてきた方々で頭が下がります。この時代の社長さんは裸一貫で起ち上げた、つわ者が多く頑固な性格でパワーもありました。

現役の頃はまだ、10トン車が出始めた時代でもあり今では当たり前のパワーステも付いて無い状態でした。

とにかく積めるだけ積んでひたすらに走る、積荷が壊れても走る

人生もかなり突っ張って来たのでしょう。労いましょう。お疲れ様でした。

60代の社長

1990年頃からの規制緩和から企業を起した社長も多い年代です。
この時期から運送事業に新規で参入してきた社長も今は還暦を過ぎました。

トラック野郎全盛期の時代でも有ります。当時はトラックパーツも殆ど無く、メッキ類も自分でメッキ屋に頼んでいた時代でした。

この年代の社長は、今は次の代(息子)が専務あたりを担当しており、自分は営業するか、4トン車位で軽~く流しております。

そこそこまだ、元気も有りよく、自分の古き良き時代の武勇伝を語ります。カラオケ屋に行くと、兄弟船かグループサウンズの歌等良く歌いますぅ~

仕事の話となると、俺の頃は下道ばっかり寝ずに走って〇〇だった、今はいいよナ~高速走れてよ~
と、昔の武勇伝 が始まります。(正直どうでも良い)

それと、物を買う時はやたらと値切ります。トラック購入時は凄まじい勢いで値切ります。値切った後に更にパーツを付けさせます。 (ディーラーの営業マン泣いてます)

50代の社長

50代はまだまだ、元気です、現役でトラックに乗っている社長兼、ドライバーの人も多いかも知れません。

自分のトラックは一番飾ってあったりして、(従業員は社長車と呼ぶ)
乗用車はレクサスか外車に見栄で乗っています。


この年代の社長はまだ野望に燃えてギラギラしています。

自分の会社を大きくする事に一生懸命です。空回りしています。

誰にも相手にされないとペットのチワワと会話をしています。

この手の社長は気に行った人材は可愛がります。トラックも比較的新しい車を与えてくれます。(気に入られると好都合)

女性ドライバーが入社するとやたらと面倒身が良いです。
横乗りで運転指導もします。笑

40代の社長

この年代はポスト団塊ジュニアと言われる人たちです。
要するに、団塊の世代から生まれた子供です。

親の後を継いで早くにして社長(名目だけ)か専務取締をやっているケースが少なくはありません。

親は会長と言う肩書で息子をコントロールします。

多くの家庭は長男が会社を継ぎます。頑固親父の長男は大人しい性格が多く会長と従業員の板挟みに逢って苦労しています。

若くして会社を立ち上げた社長は多忙の日々を過ごしています。朝の点呼から始まり、得意先からの電話応対、配車の段取り、積込み等で1日が終わっていきます。(俺、何で運送屋始めたんかナ~)

そやけど頑張ってます。運送屋の社長

色々書ましたが、どの年代の運送屋の社長も頑張っています。

燃料の値上がり、ドライバー不足、働き化改革、問題は山積です。

愚痴の一つも言わずには居られません。(近頃の若いやつは・・:-x )
でも、言うと辞められてしまうから言えません。

たしかに、今の運送業界はネガティブな要素が沢山有ります。
がしかし、社長職とは、船で言えば船長です。色々なタイプの社長がいると思いますが従業員との信頼関係を築き、困難という大波を乗り越えていって欲しいものです。

運送屋の社長さん頑張りや~

[rekutennemosyon]

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