【飲酒運転のトラックが児童の列に!】白ナンバーはアルコールチェックはしなくて良いのか!

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また、悲惨な事故が起きてしまいました。

6/28日千葉県の八街市の市道で下校途中の小学校生の児童の列にトラックが飛び込み、二人の児童が亡くなり、残り三人の子供が重症をおってしまった。

現場へ駆け付けた警察官は容疑者の運転者からアルコールの臭いがした為、呼気検査したところ、基準値を超えるアルコールが検出された。

という悲惨な事故であり、飲酒による、あってはならない事態です。

私にも小学生の孫がいます。事故に遭われた児童の家族の方の心情を察しすると、いたたまれ無い気持ちになります。

度々起こる飲酒による事故が起きてしまうのは何故でしょうか、

今回事故を起こした車両はトラックということですが、このトラックは白ナンバーのトラックであり、我々運送の認可を貰っている運送業とは違う業種になります。
したがって、各地区の運輸支局の管理下から外れており、それが要因で起きた事故と言っても言い過ぎでは有りません。

では、白ナンバーのトラックと緑ナンバーのトラックとは何が違うのでしょうか。

飛び込んだ車両は白ナンバーのトラック

今回、事故を起こしたトラックは白いナンバーのトラックです。
人を乗せたり、荷物を運んだりする車両は大きく分けると緑ナンバーと白ナンバーに分かれています。
いわゆる、物や人を乗せたり、運んだりして運賃を頂くことを目的とした車両には緑のナンバーが付いており、自家用や営利を目的としない車両には白いナンバーが付いています。

今回のトラックは親会社の輸送部門ということですが、○○運送と事務所の入り口には名前が入っています・・・。

社名はともあれ、自社製品を運ぶだけなら白いナンバーでも問題ありませんが・・・。

でも、いくら白ナンバーだろうが緑ナンバーだろうが酒を飲んで運転することは当然のことながら良い訳が有りません。

テレビの報道番組で親会社の社長がカメラの前で謝罪していましたが、本人はもとより、会社にはどの様な制裁が下るかは疑問に思うところです。

白ナンバートラックには飲酒検査の確認義務はない

本来、運送業界では、運行開始(出発時)対面で点呼を行うことが義務となっています。

この点呼で確認項目の中にアルコールを摂取していないか、体調の異変が無いかなど、全部で10の項目を確認してからでないと運行が開始させることが出来ません。

しかし、今回の白ナンバートラックの場合、こういった点呼なるものはあるのでしょうか。

白ナンバー車は点呼やアルコールチェックの義務化は現在のところありません。

我々、運送業界では点呼の記録を1年間保存しておかなくてはなりません。もちろん、アルコールの接種の有無の記録も記載してです。

その点呼を行う人も運行管理者の試験に合格した者か、その講習を受けた者しか実施することも出来ません。

しかし、白ナンバー、ここでは自家用トラックとしておきますが、この自家用トラックには点呼どころか、アルコールの摂取の確認も任意であり、義務化されていないのが実態です。

今回の事故でこの会社及び、容疑者の自宅への家宅捜査が入るようですが、我々の業界では、一旦重大事故が起きて家宅捜査が入った場合、その運転者の点呼記録や事故を起こす前の運行記録などの不備が無かったかの捜査が入ります。

白ナンバートラックには罰則も無い

では、自家用車の場合はどうでしょうか、

自家用車でも1事業所が5台以上を維持する場合、本来は「安全運転管理者」を置かなくてはならないとあります。
台数によっては「副安全運転管理者」も設ける必要が有ります。

その安全運転管理者は各地区の公安委員会の管理下により、業務は運送業界の「運行管理者」と全くと言ってよいくらい同じ内容です。
ただ違うところはその業務を怠っても罰則が無いことです。

罰則が無ければ任意と同じです。

今回の事故はどうやら昼にアルコールを飲んだと容疑者は供述しており、この自家用車を有する会社がもし、点呼を行い、せめてアルコールの摂取の有無の確認を常時行っていたら防げたかも知れません。

何故なら、会社に戻ってアルコールチェックしなければいけないのにわざわざ昼休憩に酒を飲んだでしょうか、

たしかにアルコールを摂取して車に乗ってはいけない事はモラル以前の問題でも有ります。
しかし、現にこのように、しかも仕事中に酒をのんでハンドルを握ってしまう者もいるのも事実です。

実際、営業用トラックでも飲酒による事故もあとを絶たないのも事実で情けない話です。

緑だろうが、白だろうが安全運行への義務は同じ

今回の事故から思うことは同じトラックでもナンバープレートの色によって運転者に対する管理や教育が全く違うということです。

近頃では、貨物自動車運送事業の許可(緑ナンバー)を返納して自家用(白ナンバー)に戻してしまう業者もいます。
理由としては今の現状では運送会社だけでは法令順守が守れない状況に有ります。

要するに、自家用車と営業車では罰則の温度差が違うということです。

これを機会に自家用車を維持する事業者へも規制を改めるべきではないでしょうか。せめてアルコールの摂取の確認だけでも義務化にするべきでは。

亡くなわれた児童のご冥福を祈ります。

沖縄県、浦添市でダンプカーが暴走して親子二名が亡くなる事故があった。その少し前にもタクシが暴走して歩行者を跳ね飛ばす事故があり、どちらも運手者の脳疾患による事故だ、こうした運転者が運転中に脳疾患によって起す事故には前兆が無いのだろうか、また、予防する手立ては無いのだろうか。


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