「前兆は無かったのか!」沖縄県ダンプカー暴走事故に思うこと

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皆さんこんにちは、

また、大型車両による悲惨な事故が発生してしまいました。

沖縄県浦添市でダンプカーが暴走し、複数の車両に接触して中央分離帯を乗り越えたあげく、対向車線にはみ出した後、オービスの支柱に当たって停止しました。

この事故で落下してきた支柱の下敷きになり、親子と思われる二名が亡くなり、ダンプカーの運転者が意識不明の重態、数名が怪我をしました。

暴走したダンプカーの運転者は事故直前に意識が無くなっていたようで、詳しくは調査中ですが、脳内に出血があったそうです。

少し前にも東京都世田谷でタクシー運転者が「くも膜下出血」により、横断歩道を歩いていた歩行者をなげた押し、6名に死傷を負わせる事故が起きたばかりです。

はたしてこの様な事故を未然に防ぐ手立ては無いのか、意識が無くなる前には前兆が無いのか考えてみたいと思います。

脳出血ははたして前兆は無いのか?

残念ながら脳出血、とくに「くも膜下出血」の前兆は無い場合が多く、突然、発症して意識がなくなる場合が多いようです。

脳出血は脳の血管が破れて出血する病気で、破れてしまうまでは脳に対する血流は正常あり、従って、血管が破れそうな状態では前兆の症状は現れません。
ある時、突然血管が破れてしまうのが脳出血の恐ろしところです。

多くの場合、血管に動脈瘤(どうみゃくりゅう=コブ)ができ、そこに圧力が加わって破裂することで起こります。
動脈瘤がなぜできるのかは、まだよく分かっていませんが、血管の弱い部分(分岐部など)にできやすい傾向があります。

直前におきる症状は

くも膜下出血が起こったときの典型的な症状は、激しい頭痛や、意識障害嘔吐などです。特に頭痛を経験する人は多く、バットで殴られたような強烈な痛みが突然起こります。
ただし、頭痛をほとんど感じない例も少なくありません。
「意識障害」も、比較的多くみられる症状です。頭痛もなく、いきなり意識を失う例もあります。いびきをかいて寝たようになる例もみられます。そのほか、嘔吐や目の痛みなどの症状を経験する人もいます。

もし、前兆があるとすれば

もし前兆があるとすれば血圧の乱れです。
数日前から血圧の高い低いをくり返したあと、くも膜下出血を起こす例が多くみられることから、血圧の変化には注意が必要です

また、くも膜下出血の場合、前段階で動脈瘤から少量の出血があったり、動脈瘤が神経を圧迫したりして、軽度の症状がみられることがあります。その場合にもよく経験するのが、急な頭痛です。
頭痛の程度は人によって異なりますが、とくに経験したことが無いような頭痛には注意が必要です。
そのほか、目の異常(痛み、二重にみえる、まぶたが下がるなど)、めまい、吐き気を感じる人もいます。頭のなかに違和感(モヤモヤ、ボォーッとする)を覚える人もいます。
しかし、こうした症状は、しばらくすると治ってしまうケースが多く、ところが、その数日後に大きな発作を起こす例が少なくありません。
とはいえ、脳の血管が破れる原因のほとんどが高血圧によるもので血圧の高い方で、頭痛や手足のしびれが頻発する場合は前兆を疑う価値があります。

脳出血を防ぐ手立ては無いのか

運送業界は事業用自動車に乗務する前に点呼を実施することが義務づけられています。
その点呼の確認内容には酒気帯の有無から運転者の疫病、疲労、睡眠不足等の状況確認項目があります。

点呼時での健康状態の確認に血圧測定を導入すべきか

しかし、現状は健康状態の確認も形式的に行われているのも事実です。それに今回のようにくも膜下出血の場合は突発的に起こりうるので点呼時に異常が無い場合が多く、点呼時点で防ぐのは難しい面もあるのが正直なところです。

ではどうする事もできないのでしょうか、
脳疾患は日ごろの健康管理が大切です。特に高血圧による要因が多く、普段、血圧が高めの人は要注意です。
現在、点呼の時に血圧の測定はチェック項目にはありません、でもこれだけ運転者が運転中に脳疾患によって大きな事故をおこす要因に血圧の変化があると点呼時の血圧測定も必衰項目になるかも知れません。

定期健康診断を活用する

それと、運送事業者は運転者に対して健康の管理を行うことが義務付けられています。
運転者に年一回の定期健康診断(深夜に運行する者は年二回)を受診させなければいけません。

しかし残念ながら、せっかくの健康診断を受けてもその場かぎりで終わってしまい、たとえ再検査が必要とあっても中々足を運ばないのも事実です。
現在、産業医の選任の義務は従業員が50名以上の職場とされていますが、事業主は普段から自社の運転者の健康状態を専門医などからアドバイスを受けて管理していなくてはいけません。

参考

まとめ

今回の事故の会社は産業廃棄物業者なので多分、点呼の義務は無いにしろ、これが運送事業者だった場合監査が入ります。
そしてまず、点呼の確認、近況の運行状態、疾病を患っていなかったか、定期健康診断を受けさせているかの確認を行います。

もし、未実施や違反項目があった場合、○○日車の運行停止命令が下ります。最悪の場合は運送許可の取り消し処分となってしまいます。

旅客、貨物ともども人材不足により、高齢の運転者が増える中、健康起因が起す事故が増えてきているのも事実です。

運送事業者=運行管理者は運転者の健康管理や健康起因が起す危険性について教育し、点呼時において体調の異常があった場合には乗務させない、また、運行途中で体調に異常を感じたら即座に車を止めて連絡をするをことを徹底していくべきではないだろうか。

【タニタの健康オンラインショップ】



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