いつも安全運転ご苦労様です。
相変わらずドライバー不足が続いており、その原因の中に荷待ちが多いことがあります。
政府はドライバー不足を深刻に受け止め、各企業に荷待ち時間の短縮を呼び掛けていますがほとんど効果がありませんね、
私の会社は上の画像のような段ボール用のロール紙を運んでいますが積込時の待機時間が多いのでドライバーから不満の声が聞こえてきます。

ってな訳で不満爆発ヨ Waccya!!
そうですね、運送の業界では荷待ち時間が多い分類に1位に加工食品、2位は建設関係で紙パルプは3位となっています。

昨年、2019年から荷主が原因でドライバーや運送事業者が違反をした場合、荷主名が公表される様になりましたが・・・

しかし、実際のところ勧告された荷主は今のところ無いのが現状ですね。
その背景には、運送事業者が法令違反を何かしらで摘発され、法令違反の原因が荷主であることが判明して始めて対象になる訳です。
今のところ運送事業者から訴える、言わば、「駆け込み寺」みたいなところが無いのが現状です。
だから、こうやってブログで書くことしか無いのです。

・・・笑
実態その1 待機時間が多すぎる
先にも話しましたが紙パルプ業界は荷待ち時間の多い輸送品目です。

早く言うと、荷物の出荷オーダーが遅いことです。
昔は待機時間があまり無かったのですが、ユーザー重視で今はギリギリまで注文を受けています。
紙業界には日本製紙連合会ってのがあり、2019年12月「ホワイト物流推進運動」に賛同しているのですが・・・

この記事を読めば分かります。

日本製紙連合会ってのは紙業界の大手が主になって、「我が国の紙業界の健全な発展を図ることを目的に設立された事業者団体」とのことです。

この、日本製紙連合会は「製紙業界の物流問題に関するお願い」と名文の中で納品先にドライバーの長時間について待機時間の消滅を訴えています。

そうですね、たしかに、段ボール会社では荷降ろしに掛かる時間は少なく、荷降ろしが開始すれば入門から出門まではあまり時間がかかりません。
問題は積み込み時の待機の時間です。
多いときには、5・6時間待ちのことも珍しくありません。
その待機時間が発生する背景には
- 出荷オーダーが遅い
- 積み込み車両が殺到する
- 積み込みリフトが足らない
などがあります。
一番の原因は出荷オーダーが確定する時間が遅いことにあります。
なぜ、出荷オーダーが遅いのか、それは、段ボール会社が明日使うロール紙を注文する時間があまりにも遅いこと、この業界の仕組みにも問題があります。
荷物の発注先と出荷元の間に商社がからんでおり、商社の営業マンと出荷元の営業マンの売り上げ合戦によるものです。
誰でも、今日頼んでも明日に荷物が届くことはありがたいですよね。

しかし、便利になった裏では我々の苦労があるのだ!!
我々が求めるのは積み込み予定日の前日には出荷オーダーが出ているのが理想です。
そうなれば、積み込み車両が午後に殺到することも無く、リフトマンを増員しなくてもすべての問題が解決すると思います。
実態その2 輸送以外の作業を強制される

多くの運転者は荷降ろしの順番を取るために競って納品場所へ到着します。
なぜ、早く着けていなければならないか?

近くの路駐で待機出来ないし、深夜の内に入門しないと朝、納品先の従業員の車で駐車スペースが無くなってしまうからナ!!
昨年の(2019年)「貨物自動車運送事業法」が改正され、新しい運送約款という物が運送会社に掲示出来るようになりました。
その中で30分以上の待機時間が発生した場合は運賃以外に待機料金を請求、また、運送の業務以外の業務(附帯作業)が発生した場合は運賃以外の別たてで料金を請求できるようになっております。

そうです、実際は「待機料金」「附帯作業料」など貰っていないところが大半です。
そればかりか、納入品に間違えてラベルなど貼った場合、事故報告書などを書かされたりしますから矛盾してますね。
無料でやらされているのに・・・
実態その3 納品先のリフトマンが大柄
前に「こんなリフトマンは勘弁して下さい」でも書きましたが、どうしてリフトマンって無愛想な人が多いんですかね。

荷降ろし開始前に納品に来た運選手が皆集まり、問題のリフトマンが登場すると一斉に「お早うございます」の儀式を強制していたのが
異常ですね!!宗教みたいですね 笑
まだありますね、
トラックドライバーは納品先などの工場のシャッターや壁に少しでも傷を着けると運送会社に多額な請求をします。
しかし、荷降ろし時にリフトでドライバーが大切にしているトラックに傷を着けても何の謝罪もありません。

あげくの果て「こういうトラックで来ないでくれ」てな訳よ!!
理不尽な話ですね!!
とにかく、納品先のリフトマンはすべてではありませんが大半は挨拶しても無視です。
実態その4 輸送時に問題がある

急ブレーキによる転倒(荷崩れのため荷締めで固定してあります)
ロール紙の積み方には大きく分けて転がして積む(俵積)と立てて積む立積みがあります。
昔は転がして積む(俵積み)が殆どでしたが最近は荷台にジョロダーレールという仕様が多くなり、それに加え、納品先の要望で立てて積んで輸送する頻度が多くなってきました。
そして上の画像みたいな問題が起こってくるのです。

そうです。
たしか、全損になった物品事故でしたね
このロール紙は立てて運ぶ場合、個縛することが困難で荷締めする方法がありません。
近頃は段ボールのコールゲーターマシーンも大型化され、長尺のロール紙を使う段ボール会社も増え、不安定な状態で運ぶことが多くなりました。
すると必然的にロール紙の本数が減り、荷台の面積に対して半分くらいの面積しか荷物が収まっておらず急ブレーキをかけた場合、上の写真状態になってしまいます。
だったら、荷台の前から詰めて積んだらどうかって事になりますよね。

じゃあ、どういう積み方が良いのでしょうか。

何か問題があるのですか?

あるドライバーはリフトマンに次回から長尺のロール紙は電柱積みで来ても良いか訪ねたところ、他の運転手は皆立てて積んでくるし、家ではそういう降ろし方はやっていないからダメの一点張りで聞く耳持たずでした。
数年前、山梨県で朝方、ロール紙を積んだトラックが急ハンドルをきった際、荷台のウイングを突き破ってロール紙数本が車外へ飛び出し、対向の4トン車に直撃した事故がありました。幸い直撃された4トンの運転者は命だけはとりとめたものの重傷を負いました。

最後に
ホワイト物流推進運動に賛同企業は令和2年2月現在でおよそ900社に近づく勢いです。
紙パルプ業界だけで無く、大手企業は表向きはいかにも改善に取り組んでいるオーラを出していますが、末端の現場は一向に改善された気配は感じません。
最近、大手企業の物流部門の所長さんの所へ行って待機時間が多すぎて拘束時間がオーバーになってしまうから改善の要望に行ったところ、「じゃ、○○さんとこのトラックの台数減らしますか」
「オーダー出るの遅いんだからトラック遅く入れたら」
これが荷主と運ぶ側の現状です。
「嫌ならどうぞ」ですよね、
本来ならこの場で会社名出したいのですけれど・・・
今の運送業界は運送事業主に対する規則こそはあるけど、荷主に対しては強制力は殆ど無く、協力してください程度でしかありません。
もっと、ドライバーの意見が届くような場を設けてほしいとこですね。
最後まで読んで頂き有難うございました。