安全運転ご苦労様です。
今日は「待機時間を改善してくれないならお金を払え!」についてお話したいと思います。
突然こんなことを書きましたが荷主に対して再三、待機時間を無くして欲しいと訴えていますが一行に聞く耳持たずってとこです。
我が社は紙、パルプ関係の荷物を輸送していますが、待機時間の多い輸送品目の一つです。
受付をして1時間から2時間は当たり前です。
多い時には4時間から5時間も待たせます。
やっとオーダーが出ても・・・
それから納品先が決まり、積込場所を数箇所回らなければいけません。
そこえ行っても積込の順番待ちです。
とにかく待機中は暇だ・・・
待機させられている間はドライバーは携帯をかまったりして時間をつぶします。
寝て待っていろと言われても数十分くらいの仮眠しか摂れないのが現状です。
待機は休息期間では無い・・・
他の運送業者は待機時間を休息期間(休息時間)にしている所もあるようですが・・・
家の会社ではデジタコの待機ボタンを押すことになっています。
タクシーを待たせると待機料金が発生するのに・・・
運行管理者や事業主の人ならお分かりだと思いますが、依頼したトラックを待機させることは料金が発生します。
ちなみに、タクシーを待たせると待機料金を徴収されます。
大体、2分待たせると100円くらいが相場だそうです。
運送会社は弱い立場・・・
しかし、トラックを待たせても待機料金は貰えません。
もし、請求しても多分、貰えないと思います。それ以前に待機料金を荷主に請求すること自体かなり勇気がいります。
それは、運送会社は荷主に対して弱い立場であり、出る釘は打たれてしまいます。
標準的運賃を告示してくれたが・・・
令和2年4月に国土交通省は「標準的な運賃の告示」を行いました。その中に「待機料金は30分を超える場合において30分ごとに発生する金額」ということで大型車を30分待機させると1870円を荷主に請求できるとのことです。
ハッキリ言って夢の夢、そのまた夢です。
待機料金をもらえたら・・・
もし、この金額が貰えるのなら・・・
もし、運送会社が荷主から待機料を受け取ることができたなら、当然、ドライバーにも支払わなければいけないと思います。
なぜならば、待機時間は休息や休憩時間では無く、れっきとした拘束時間内なのです。