ハンドルに足上げは質の良い仮眠を摂るのに効果大

人は生きていく上で睡眠は脳と体を維持していくのにとても大事な事です。

日本人の平均睡眠時間は7時間43分と短く、(南アフリカや中国など9時間以上)世界主要国29ヶ国中、28番目と云うデーターも有ります。

特にトラックドライバーはもっと少ないのかも知れません。

点呼時に睡眠がとれているかチェックの基準は?

点呼時にアルコールなどの確認項目に睡眠がとれているかの項目が平成29年から追加される様になりました。

しかし、アルコールチェックの様な計る器具も有りません。

また、個人差も有り、はっきりとした基準が無く、しかも睡眠時間が長ければ良いと云う事でも無く、問題点も多い様です。

十分な睡眠=長い睡眠時間では無く、質の良い睡眠が重視される様になってきました。

ハンドルに足を上げての仮眠は良い事?

430休憩はご存知でしょうか?

職業ドライバーは最長で、4時間走ったら30分休憩を摂る事が義務づけられています。

また人は、90分間隔で眠気を感じる状態がやって来ると云われます。

人の眠りには、レム睡眠とノンレム睡眠があるのをご存じでしょうか

  • 【レム睡眠】 主に、体を休める眠り、目覚めがすっきりし10分~20分位が効果大
  • 【ノンレム睡眠】脳と体が休まり、この状態で目が覚めると頭がぼんやりする

二時間以上の休憩が摂れる様であれば、横になって仮眠するほうが良いのですが、少ない時間だと、シートに座ったままの状態で仮眠する方が良いと云う説も有ります。


パーキング内でドライバーがトラックのハンドルに足を上げて仮眠している光景を良く見かけます。
リラックスして、しかも、レム睡眠には効果大です。

10分~20分程度の浅い睡眠の時、目が覚めた時に頭がすっきりとした経験が有るはずです。

でも、得意先の構内でハンドルに足上げは、禁止されてる会社って結構あるんですね

見た目はともかく、シートに座っていると足が自然にハンドルに上がってしまいます。(トラックドライバーなら理解出来ます)笑

まとめ

睡眠不足や過労などから重大事故に繋がるケースが後を絶たない昨今、トラック製造メーカーも車種によって自動速度軽減装置、ドライバーの目の動きを感知して危険を促す装置など、安全対策に力を注いでおります。

トラックドライバーは時間が不規則になりがちです。

運転中、あくびが出だしたら危険信号の始まりです。
自分の限界を知り、早めの仮眠を摂る決断をお願いしたいと思いま
す。

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