春は別れと出会いの季節ですね
また、引っ越しの季節でもあります。
ここ、数年前から引っ越し難民などと言われる言葉が聞かれる様になってきました。
目次
なぜ引っ越し難民が増えたのか?
昔は家族で小型トラックに付いて引っ越しをする光景を見たものでした。引っ越しとなると御近所や友人等が手伝う大イベントでした。
1980年頃から引っ越しの専門業者【運送事業者】が行う事が主流になってきており、近年2018年頃から引っ越し難民が出る事態が発生しています。
弊社にも引っ越しを依頼する電話がかかって来る事が有ります。
(はい、○○運送です。大変申し訳ありませんが弊社は引っ越し業務は取り扱っておりません)
今は引っ越しは運送部門でも専門分野になり専門スキルも求められられる様になり、昔みたいに運送業者なら何処でも良いという訳にはいかなくなりました。
ドライバー不足
まず、運送業界全体にドライバーが不足している。
これは今の運送業界では一番深刻な問題です。
殆どの運送会社でドライバー不足が発生しています。何故か?これは根付いてしまった運送業界のイメージが良く無い事が考えられます。
労働時間が長いとか、労働時間が長い割に賃金が安いとか、待ち時間が多いとかそんなイメージが付いています。
ここ最近は各、企業も労働条件の改善に努力していますが中々荷主側の理解が得られ無いのが現状では無いでしょうか。
引っ越しのタイミングが重なる
春先は年度が替わるのと同時に職場内の移動、入学、卒業の時期が重なる時期でもあります。どうしてもこの時期に集中してしまいがちです。
近頃は社内の人事異動はピーク時期をずらして行う会社も増えてきましたがまだまだ多い昨今です。
働き化改革で労働時間が短縮された
2018年政府の方針で残業時間の短縮、拘束時間の短縮等が叫ばれる様になりドライバーを長時間、勤務させる事が出来なくなってきました。
ましてや、引っ越し業務はほとんどが手作業、体力仕事となり他のドライバーに転職してしまう事も事実です。以前は運び手となるアルバイトも集まってきた様ですが、今は中々集まりにくいと聞きます。
引っ越し難民にならない為には
引越しの日時が決まったら早く見積もりする
まず、早めの業者への依頼です。どうしてもピーク時は需要が多くなり運賃も二割ほど高くなりがちです。引っ越しの時期が決まったらすぐに見積もりを取りましょう。
そして、予約を入れる事です。
ピークの時期をずらす
もし、引越しのタイミングをずらせるのであればピーク時を外すのも手だと思います。
ピーク時は運賃も高くなりがちです。それと稼働率も上がり、どうしてもサービス面での不足も出てくるかもしれません。(プロは大丈夫だと思いますが)
また、トランクルームを活用して時期を見計らう方法もあります。
出来ればずらしましょう。
自分で行う
昔みたいに友人などに手助けして貰い、行うのが良いでしょう。
家族全員の引っ越しは大掛かりなので多少無理があるかと思いますが一人暮らし位ならレンタカーを借りて行うのも良いでしょう。
自分事ではありますが、娘の引っ越しにハイエースバンをレンタルして行いました。
欲を言えば2トン車のアルミバン位(低床)が良いかもしれません。(少し、トラックドライバーになった気分で)←事故だけは気をつけて
まとめ
引っ越しというイベントはお金と労力がかかります。
引っ越しの期日の二週間くらい前から、普段使わない物等から梱包し、この際、あまり使わなくなった物は思い切って捨てましょう。
今は業者からの専門の段ボールや緩衝材等で梱包しますが、それ以外、(自分で行う)等の場合、スーパー等で不要になった段ボールを頂いたり、ホームセンターへ行けば各サイズの段ボールが揃います。
壊れやすい物はプチプチや新聞紙等で包んでから段ボールへ入れましょう。
- 重量を考えて梱包する(手で運ぶ時の負担減少)
- 壊れやすいものは緩衝材で覆う
- 箱にマジック等で何が入っているか書く
- 新居ですぐ使う物は別にしておく
引越しの一番はやはり荷造りですね、輸送中に急ブレーキを踏む可能性も有ります。梱包をしっかりして引越し業者に負担がかからない様にしたいものです。
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