【Gマーク申請】「事故や違反の状況」とは
事故や違反状況の配点は40点です。 40点中最低でも21点以上(これを基準点数と言います。) を取らないと、たとえ他の評価項目が満点でも、Gマーク認定を受けることができません。 事故や違反状況の配点は、Gマーク申請における評価項目の中でも最も配点数の高い項目です。
現役の運行管理者が書いています。知って欲しい運送業界の実態
事故や違反状況の配点は40点です。 40点中最低でも21点以上(これを基準点数と言います。) を取らないと、たとえ他の評価項目が満点でも、Gマーク認定を受けることができません。 事故や違反状況の配点は、Gマーク申請における評価項目の中でも最も配点数の高い項目です。
Gマーク申請において、評価項目が3つあります。その中で「安全性に対する法令の遵守状況」とは、各地方機関が行う巡回指導をさします。ふつう、Gマークの申請を出したあと、7月から10月にかけて行われます。この巡回指導の閣下が点数として加算されます。ちなみに配点が40点と高い点数となっています。
Gマーク申請において「安全に対する取組の積極性」の中の自認項目で外部の研修機関へ運転者などを派遣していなくてはなりません。ここの配点は2点となっており、事前に計画をたてておけば加点対象となります。
「自社内独自の運転者研修等を実施している」とは、自社内において運転者に対して事故防止や車両の点検、省エネなどに関する研修を行っているかを判断します。
運送事業者は運転者に年間をとおして12の項目を教育することが義務とされています。ここの自認項目「 事故防止マニュアル等を活用している」はどのマニュアルを使って教育しているかを判断しています。
社内で行う会議にも色々あります。特に運送会社において、安全に対する会議は重要視されています。ここの「事業所内で安全対策会議を定期に実施している」の自認項目では、決められた期間内に運転者と安全に対する会議をおこなった否かを判断します。
Gマーク申請において「荷主企業、協力会社又、下請け会社と安全対策会議を実施している」の項目は難易度が高めです。何故なら、相手先があってなので会議の実施日や内容を選ぶことができません。出来れば同じ境遇におかれている運送会社との会議が良いのかもしれません。
運送事業者は運転者に適正診断を受けさせなければなりません。しかし、特例の人意外が義務となっておらず、任意となっています。そのため、「特定の運転者以外にも適正診断を計画的に受診させている」の自認項目は計画的に運転者に適正診断を普段受けさせておかなければGマーク申請では慌てる項目でもあります。